任意後見監督人とは何なのか？

Tweet

Pocket

任意後見監督人とはなに？

任意後見監督人とはどういった人なのでしょうか。

実はそれには任意後見制度について理解を深める必要があります。

まず、任意後見制度は何かというと、後々自分自身の判断能力が低下した時に、あらかじめ特定の人を指定しておくことによって、その頼まれた人が任意後見人となって本人の本来からの意思を叶えていくという制度です。

具体的には財産屋法律関係の行為、管理についてということから、自分自身の看護の方法というところまでと非常に幅の広い対応をしてもらうようにできます。

好き勝手される可能性があるのでは？

ちなみに後見人になった人が、本人の従来の意思とは関係なく物事をしようとする可能性はないのでしょうか。

もちろんその可能性はあります。

だから任意後見制度では、監督することができなくなった依頼者本人の代わりに、その人を監督する立場である任意後見監督人を選任して、本人を目保護していくということが可能になるのです。

どんな仕事をする？

やはり任意監督後見人に関しては、後見人のしていることが正しいのかというところをポイントにして様々な観点からそれを確認していきます。

確実に信用できる人を選べば間違いのないことだと言われていますので、ある程度はそういったパートナーを見つけておくことが肝要になります。

気をつけるべきことは？

確実に行わなければいけないこととしたら、間違いなく信頼出来るパートナーを見つけるということです。

確実に自分自身の願いの通りに進めてくれる人なのかということを長い時間をかけて調べていく必要があります。

変な話ですが、財産が特に多い人なんかはいきなり仲良くなった人なんかに任せては絶対いけません。

長い時間寄り添ってきた人、お金が目の前にあってもそれに対して目がくらまない人ということで調べていくことがとにかく大切なので、しっかりとした事前準備をしていきましょう。

そうすることで安心して任せられるようになります。

この記事の監修者

税理士　原　直哉(ハラ ナオヤ)

司法書士、行政書士、ファイナンシャルプランナー（FP）

経歴
相続において専門家のアドバイスが必要な方に対して、必要なサポートを行っている。